いよいよ始まったFIFAワールドカップ カタール2022。開幕戦カタールVSエクアドル他、グループステージの観戦記です。
グループステージ観戦記その１
カタールVSエクアドル
FIFAワールドカップ カタール2022の開幕戦、カタールVSエクアドル
開始早々にエクアドルのバレンシアがヘディングで得点。
いきなりエクアドルリードかと思われましたが、この得点はオフサイドの判定で無効となります。
これはサッカーでは至ってよくあるシーンです。
しかし、この一連の流れの何が凄いかというと、今大会から導入されている新技術がオフサイド判定している点です。
ボールに埋め込まれたセンサーと複数の高性能カメラが記録したデータを分析。
AIがオフサイドと判定するとオフィシャルに連絡されるシステムです。
オフィシャルが状況確認しオフサイドを認定すると審判に状況が伝えられます。
人とAIによる判定のためセミオート（半自動）という名称となってます。
テレビにはその解説として、オフサイドラインより脚が飛び出している３Dポリゴンの映像が流されました。
開幕戦の開始早々に新技術がお披露目されました。
これは凄い技術です！
VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）も含め、こういった新技術をスポーツに導入することに関しては賛否両論あります。
個人的には大賛成です。
かつてのマラドーナの「神の手」みたいなことは、立ち位置によって正反対な捉え方になります。
アルゼンチンからすれば「判定され終わった事、アルゼンチンの勝利に変わりなし」
イングランドからすれば「ありえない誤審、試合結果は無効」
こういった結末を少しでもなくすため、スポーツに科学を取り入れる事をどんどん進めるべきだと思います。
その後の流れは前半16分、エクアドルがPKを獲得。
これをバレンシアが決めて今度こそエクアドルがリード。
そして前半23分に右からのクロスをバレンシアがヘディングでゴール。
2ゴール目をあげ、エクアドルが2点リードとなります。
後半に入り、カタールも何度か見せ場を作りましたが基本的にはエクアドルペース。
試合終了で０－２でエクアドルが勝ち点３を獲得します。
エクアドルは守備力が高く、南米予選から無失点試合が多くあります。
この試合も無失点で完封しています。
しかしこのゲームは両チーム合計でイエロー6枚。
荒れたゲームとなりました。
イングランドVSイラン
このゲームは結果からいうと６－２でイングランドが圧勝でした。
前半に4得点、後半に2得点。
先発だけじゃなく、交代で入った選手も遜色ないプレーレベル。
これは強すぎ・・・
手が付けられん・・・
点の取り方も理想的過ぎ。
- イングランドらしく左右のクロスから
- コーナーも含めセットプレーから
- カウンター
- ドリブルで突破
ほとんどの得点パターンを見せてくれました。
楽しみな選手もたくさんいます。
中でも一人、22番ベリンガム。
点を重ねた前半は前に位置し、パス出しやドリブルなど攻撃の起点に。
先制点は彼のヘディングです。
後半は後ろでゲームメイク重視。
守備力も高く、よく動き回ります。
なんでもできる選手という印象です。
何と言ってもまだ19歳という若さ。
今後が楽しみな選手の一人です。
イランはいいとこなしでした。
1点目は完全にイングランドのミス。
ゴール前にいたDF陣がほとんど追わず棒立ちでした。
4点リードで緩んでたんでしょう。
2点目はゲーム終了直前にPK獲得。
終始後ろ目の布陣で受け身の展開。
エースの故障が響いたのかも知れません。
そしてこの試合はアディショナルタイムの長さが異常なことに。
開始早々にイランのGKが味方選手と激突して負傷。
一度試合に復帰しますが、自ら交代のサインを送り倒れ込んでしまいます。
どうやら脳震盪だったようです。
後半にもイランの選手が負傷、イングランドの選手が脳震盪でゲームが止まる。
アディショナルタイムは前後半合わせ24分となりました。
アメリカVSウェールズ
このゲーム前に個人的に悲しい出来事が・・・
ハッ！と気づいた時には後半20分くらいだったか・・・
寝落ちした・・・
よく覚えてない・・・
すでにアメリカが1点リードしていた。
楽しみにしていたガレス・ベイルが・・・
ワールドカップのベイルが・・・
と思っていたらウェールズがPK獲得！
ベイルが決めて１－１に持ち込みます。
このまま試合終了でドロー。
それぞれ勝ち点１を獲得します。
しかしどんな形であれ、ワールドカップでベイルのゴールが見れてよかった！
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