フランスVSデンマークとベルギーVSモロッコの観戦記です。
フランスはエムバペが圧巻のプレーを見せます。
モロッコの守備力の高さにベルギーは何もできませんでした。
グループステージ観戦記その5
フランスVSデンマーク
まずは両チームともセーフティーな入り方をします。
どちらも攻めてはいましたが、徐々にフランスがエンジンをかけてきます。
フランスの攻撃に厚みが増し、デンマークは体を張ってしのぐ展開に。
しかし前半は決定的なシーンなく終わります。
後半に入りゲームが動きます。
これまで決定機を逃していたフランス。
先制点はエムバペのスピードでもぎとります。
ハーフウェイラインあたりからの単独走。
とにかく速い!
デンマークDFは追いかけるのがやっと。
フランスが待望の得点。
優勢にゲームを進めるかと思ったらデンマークも負けません。
エリクセンのコーナーキックからヘディングでゴール。
フランスに追いつきます。
この後デンマークも勢いづき、いい形のシュートが見られるようになります。
フランスは押し込んでますがゴールが遠い。
波状攻撃も得点には至りません。
フランス待望の追加点はまたもこの人、エムバペ。
右からのクロスを押し込み2点目。
これもスピードが生み出したゴールでした。
これが決勝点となり2-1
フランスの勝利となります。
デンマークは頼みのエリクセンが機能しませんでした。
守備の時間が長かったことも関係してると思います。
フランスは攻撃しても点が取れない展開。
しかし、エムバペが一人で打開しちゃいました。
1点目は単独走から。
2点目は飛び込んで。
どちらも圧倒的なスピードの勝利でした。
エムバペには得点力、テクニックもあります。
まさに今のサッカーの主流、縦に速いを体現できる選手です。
何はともあれ、フランスは早々に決勝トーナメント進出を決めます。
ベルギーVSモロッコ
FIFAランキング2位でタレントぞろいのベルギー。
ヨーロッパ予選も順当に勝ち上がってます。
前節もカナダに勝ってます。
しかし今回のワールドカップは、強豪国が苦戦するシーンが目立ちます。
ベルギーも例外ではありませんでした。
ベルギーとモロッコ、どちらもいい攻撃を見せますがベルギーが押し気味の前半。
モロッコは守備の連係がよく、ベルギーにゴールを割らせません。
モロッコは前半終了間際、FKでゴールネットを揺らします。
しかしこれはVARでオフサイド判定。
前半は0-0で折り返します。
後半に入ってもベルギー優勢でゲームは進みます。
ベルギーは選手交代。
10番アザールと18番オナナを下がらせます。
18番オナナはいい守備でモロッコを潰してました。
「えっ?代えちゃうの?」
素人ながら思っちゃいました。
この後、モロッコにゴールが生まれます。
左サイド角度のない所からのFK。
これが直接ゴールに入り先制。
ニアサイドに飛び込んだ選手がベルギーGKのブラインドになるファインプレーです。
しかもこの形は、前半終了間際の取り消されたFKとほぼ同じ状況。
ベルギーのDF陣は棒立ちでした。
モロッコはここから守備固めの5バック体制。
いい守備でリズムを作り、ベルギーにまともな攻撃をさせません。
デ・ブライネも仕事ができず目立ちません。
ベルギーは怪我の影響で大事を取っていたエース、ルカクを投入。
猛攻を仕掛けモロッコゴール前までいくのですがシュートが打てない。
モロッコの守備に跳ね返され続けます。
耐えに耐えたモロッコがカウンター。
ロスタイムにダメ押しの追加点を奪います。
そして試合終了。
0-2でモロッコが勝ち点3獲得です。
ベルギーは何というか単調な攻めばかり。
特にゴール前では正確性を欠いたボールが目立ちました。
モロッコはとにかく守備が良かった。
ベルギーの猛攻をことごとく跳ね返しました。
そして攻撃も縦に速い。
元々カウンター狙いだったのか、攻撃に転じたら一気にベルギーゴール前に攻め入ってました。
この結果でモロッコはグループステージ突破が見えてきました。
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