eスポーツをご存じでしょうか?
放送開始から見ていた有吉ぃぃeeeee!というテレビ番組で、私は知る事が出来ました。
eスポーツは世界的には1990年代後半から、高額賞金の競技会が開催されています。
私と同世代の中年のオジサン達、知ってましたか?
eスポーツについて
eスポーツとは
eスポーツとはエレクトロニック・スポーツの略です。
コンピュータゲームでの対戦をスポーツとして捉えたものです。
世界大会も開かれていて、競技人口も多いです。
若い世代では公式な大会以外でも、オンラインゲームで世界中の誰かと何時でも対戦できる魅力もあり、絶大な人気を誇っています。
eスポーツ関連を職業にしている人や、プロゲーマーとして活動しているプレイヤーもいます。
eスポーツの現状
eスポーツは基本的にはプロやアマチュアの縛りもなく、誰でも参加できる競技です。
企業が主催の大規模な世界大会等もあります。
ゲーム会社などが主催する小規模な大会も各地で開催され、eスポーツの普及に貢献しています。
eスポーツにもプロチームがあって、そこにプロゲーマーが所属しています。
チームのマネージメントをする人たちや、バックアップするスポンサー企業もついています。
個人で活動している人もいるようですが、海外のプロゲーマーの中には年収一億円を超える人もいます。
eスポーツはまさにプロスポーツです。
日本にもプロチームやプロゲーマーはいますし、eスポーツとしての競技を主催したり、プロ認定をする団体もあります。
eスポーツのゲームタイトル
eスポーツのゲームタイトルは、特定のゲームが採用されています。
競技人口が多く勝敗にプレイヤーのスキルが問われるタイトルが選ばれているようです。
- FPS(ファーストパーソンシューティング)
カウンターストライクシリーズ
他多数あり - TPS(サードパーソンシューティング)
World of Tanks
他多数あり - RTS(リアルタイムストラテジー)
Age of Empiresシリーズ
他多数あり - MOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)
Dota2
他多数あり - 格闘ゲーム
ストリートファイターシリーズ
他多数あり - スポーツゲーム
NBAシリーズ
他多数あり - レーシングゲーム
Formula Oneシリーズ
他多数あり - パズルゲーム
テトリスシリーズ
ぷよぷよシリーズ - MMORPG
ブレイドアンドソウル - デジタルカードゲーム
ハースストーン
シャドウバース - オンラインストラテジーゲーム
クラッシュロワイヤル
一部だけ記載しましたが、これだけのゲームタイトルがeスポーツに採用されています。
eスポーツの大会
世界でプロフェッショナルeスポーツの競技会として認められている大会は8つあります。
他にもゲーム会社や、一般企業が主催するeスポーツの大会も多数あるようです。
賞金のある大会では公平を期すために、オンラインではなくLAN(ローカルエリアネットワーク)上でプレイするようです。
ゲームでの対戦なので、通信障害などで不公平がないようなルールが必要になります。
海外でのeスポーツ
欧米や中国、韓国では盛んにeスポーツの競技大会が開催されています。
eスポーツをスポーツとして承認している国もあります。
賞金総額もかなりの高額な大会があり、優勝賞金が十億円を超える大会もあります。
大会模様がテレビで中継されたり、ニュースや新聞などで報道されるなど、eスポーツはスポーツ競技として認知されています。
ゲーム対戦の放映時には、実況者や解説者つきで放送されたりして、他のスポーツ観戦と同じようにeスポーツを楽しむことができます。
日本でのeスポーツ
最近はテレビでも取り上げられることが増えてきたeスポーツですが、海外に比べるとまだまだ認知度は低いのが現状です。
eスポーツの大会などの映像は、YouTubeなどの配信動画で観ることができます。
地上波などテレビでの放送は、日本ではそう多くありません。
いくつかあった団体をまとめて、2018年に日本eスポーツ連合(JeSU)を設立。
プロライセンス制度の確立や、賞金付き大会の運営などに関わる機関を作りました。
しかし日本の法律の問題で、高額賞金のeスポーツの大会が設定できないのが現状です。
また「ゲームのプロライセンスの認定資格が必要なのか」といった意見もあり、まだまだ環境整備の段階です。
海外から見ると、日本のeスポーツへの取り組みは遅れているのが現状です。
日本のゲームソフトの中には、ハリウッド映画になったものも多数。
もともとゲームの分野では、日本は進んでいた印象があります。
eスポーツが盛り上がらないのは勿体ない感じがします。
eスポーツのこれから
国際eスポーツ連盟(IeSF)はオリンピックへの競技参入を目指しています。
参入にはまだまだ障壁があるようですが、世界的にはそれだけの市場規模と認知度があるのがeスポーツです。
日本でもゲーム会社だけではなく、ゲームやスポーツとは違う分野の企業(日清食品や吉本興業など)も参入してきています。
これから市場規模はどんどん大きくなっていきそうです。
あとは職業としてeスポーツのプロゲーマーを選択したときに、それだけで食べていけるような環境が整うかどうかでしょう。
ちなみに、eスポーツに関わる仕事はプロゲーマーだけじゃありません。
ゲームを作るデザイナーという道もあります。
まとめ
「ゲームばかりしている」と怒られた経験のある方も多いと思います。
ですが現在は、ゲームがスポーツとして認知され職業にもなっています。
今後はお子さんがゲームばかりしていても、簡単には注意できないかも知れません。
もしかしたらeスポーツの世界大会のための練習かも・・・
数年後にはお子さんが、年収一億円のプロゲーマーになっている・・・かも。
子供の夢の形はいろいろ
大人が勝手に決めつけるのは良くないですよ。
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