2019年の秋。
台風の被害が深刻な千葉県。
我が家の被害はそれ程ではありませんでした。
ですが、被害が大きかった親類が泊まりにきました。
災害を対岸の火事だと思ってはいけません。
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つくづく実感しました。
まだ災害を経験していない方、何もしていない方。
災害に備えた備蓄品は今すぐにでも始めるべきです。
災害に備える備蓄品のすすめ
台風だけでなく、地震も多いのが日本です。
道路が塞がれると物資の供給が滞ってきます。
私の住む地域は比較的被害が少ない方でした。
それでも、コンビニの商品棚が空っぽな状況を目にしました。
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コンビニで水すら買えない日を体験するとは・・・
届かなくなってから騒いでも後の祭り。
何事も事前の備えが大切です。
自宅で生活するための災害備蓄品
いざ災害が起きた時、自宅で生活して復旧を待つ状況と避難所に移動する状況では大きな違いがあります。
災害備蓄品を備えるにあたって「自宅で復旧を待つ場合」どれくらいの備蓄品の備えが必要なのか。
よく見聞きするのが、3日間分の備えが必要といわれています。
他にも1週間分は備えたほうがよいという意見もあります。
まだ何の備えもしていない方は、まずは3日分を目安に備蓄品を備えていきましょう。
そしてなるべく早いうちに1週間分の備蓄をしておく事をお薦めします。
水
水がないと人間は生きていけません。
水は飲料水と生活用水で1日分一人当たり3ℓは必要といわれています。
3日分となれば一人当たり9ℓ、一週間なら21ℓです。
用意しておくのは家族の人数分です。
個人的には飲料水で3ℓ用意しておくことをお薦めします。
こういった非常時は、思っている以上に飲み物が欲しくなります。
「トイレを流す」「体を拭く」など生活用水としても水は使います。
生活用水用に日頃から常に湯舟に水を溜めておくのも有効な備えです。
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我が家では常に湯舟に水を溜めておくようにしています。
食料
食べ物も生きていくうえで無くてはならないものです。
こちらも家族人数×3日分は最低ライン。
できれば1週間分の非常食の備えがあれば少しは安心して自宅待機する事ができます。
「加熱しなくても食べられる品」がベストです。
缶詰・野菜ジュース・お菓子などもあるといいです。
レトルト食品も良いものがありますが、最近の非常食は本当に美味しくなってます。
赤ちゃんや小さいお子さんがいらっしゃる家庭では、こどもの分だけでも食料は1週間分の備えをしてあげて下さい。
我が家も東日本大震災で経験しましたが、ミルクや離乳食は入手困難になる可能性が高いです。
小さい子は非常時だといっても、まだうまく理解する事はできません。
離乳食は食べ慣れているものを常日頃から多めにストックしておけばOK。
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こどもにはどんな時でもお腹いっぱい食べさせてあげたいです。
水や食品、薬などには消費期限があります。
備蓄してほったらかしは一番ダメです。
毎年一回は災害備蓄品の確認をするようにしましょう。
イザという時に期限切れでは何のための災害備蓄品なのか・・・
消費期限が近くなったら入れ替え。
常日頃から災害に対しての備えを忘れないようにしましょう。
薬
病院や薬局も災害時には被害を受けます。
たどり着けたとしても治療も何もできない状況かも知れません。
常備薬は重要になります。
風邪薬・胃腸薬・解熱剤など日頃から備えておきましょう。
水なしで飲める薬があると安心です。
日用品
トイレットペーパー・ビニール袋・新聞紙・ラップ類・使い捨てカイロなど。
ベビー用品や乳児、介護用のオムツなども供給困難になる商品です。
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東日本大震災の時に体験しました。
特定商品が品薄で入荷せず、施設に納品できない時期が続きました。
災害があれば当然、その地域にあるメーカーの工場なども被災しています。
安定した商品供給が出来なくなる事も充分に考えられます。
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だからって無用な買い占めはNGです!
ローリングストックで無理なく備蓄
食料品や日用品などは普段から多めにストックしておきます。
消費期限が近づいたものから使っていき、減った分を補充して常に一定量の備蓄をしておく。
ローリングストックと呼ばれる備蓄方法です。
日頃からストックを多めにしておく事で無理なく備蓄を続けていく有効な方法になります。
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常日頃から少しづつ!
その他備えておきたい物
懐中電灯(LEDランタン)
懐中電灯は用意しているご家庭も多いと思います。
ですがLEDランタン(電池式か充電式)を用意しておくと非常に助かります。
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我が家ではキャンプ用具のランタンを枕元に置いてあります。
懐中電灯は直線の光ですが、LEDランタンは全体を明るくしてくれます。
あの台風の日、我が家では真夜中に停電しました。
エアコンが切れる音で目が覚めました。
カーテンを開けたら街灯もすべて消えて真っ暗。
何も見えない真っ暗な中、枕元にあったランタンのおかげですぐに明かりを灯すことができました。
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どこも真っ暗な中の明るい光。
ほんとにありがたかったです。
キャンプ用のLEDランタンはかなり明るくなるのでお薦めです。
お薦めのLEDランタンは後程ご紹介します。
ラジオ
昔は災害時はテレビよりもラジオの方が情報が入りやすいと言われていました。
今はスマホがありますが基地局に災害があるとスマホも通信困難になります。
ラジオを一台備えておいた方が安心です。
カセットコンロ
電気やガスが復旧していなくても、カセットコンロがあればお湯を沸かすことができます。
カップラーメンなど温かい食事を食べることもできます。
災害時にお茶やコーヒーなど温かな飲み物があると癒されます。
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おすすめのLEDランタンとカセットコンロについてはこちらをどうぞ。
簡易トイレ
災害が起きると断水や停電は起きるものと常に考えておくのが備えです。
断水が起きるとトイレに水が貯まりません。
水さえあれば電気は無くてもトイレを流すことは可能です。
ですが復旧が何時になるか分からない状況では、トイレが詰まり使用できなくなる状況も多々あります。
水の使い過ぎも避けたい。
そんな時のために簡易トイレを備えておくと助かります。
本格的なものからダンボールで簡単に作れるものまでいろいろあります。
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こどもが小さかった事もあり、東日本大震災の直後に購入しておきました。
バッテリー
我が家ではそれ程ではなかった今回の台風による停電。
しかし私の実家では4日間停電しました。
それ以上に停電してる地域も多数あります。
現代の暮らしでは電気が使えないと不便で仕方ない。
オール電化の家も多いことでしょう。
ポータブルバッテリーは備えてあると便利です。
普段はキャンプや外遊びなど、アウトドアでしか使う用途はなさそうなイメージです。
これがいざ停電になると、ほとんどの家電製品が使えてスマホの充電も出来る超便利アイテム。
災害時に暑い日なら扇風機、寒い日なら電気ストーブも動かせます。
温かいお茶やコーヒーなども災害時には心が和みます。
災害時だけではなく停電は何時でも起こりえます。
備えておいても損はないポータブルバッテリーです。
品切れが続く人気商品ですが、今は比較的購入しやすいようです。
避難が必要な大規模災害に対する備え
「大規模な災害がいつ起こるのか」なんて誰にも分かりません。
大規模災害が起きた時は、まずは生き抜くことが最優先。
自宅にもしもの事があった場合、避難所まで移動しなければなりません。
災害で街も被災しています。
歩くことも困難になっている状況も考えられます。
あれこれ持っていきたい気持ちは充分わかります。
ですが、持ちすぎて重くなってもフットワークが乱れます。
- 避難所まで移動できる最低限の装備
- 移動に厳しい状況も考え最低3日間生き延びる備え
非常用の持ち出し用リュックは一人にひとつ備えておきましょう。
市販されている防災リュックには、最低3日は生き延びられるように非常食や水など防災グッズがセットになっている物があります。
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我が家が購入した防災リュックのレビューです。
まだ準備してない方は早めに検討しておきましょう。
まとめ
我が家はキャンプをしている関係でランタンや寝袋、サランラップや簡易食品などアウトドア用品が揃っていました。
親類が避難で泊まりに来た今回、それらの品々が非常に役立ちました。
災害が起きてすぐには救援物資は届きません。
痛感しました。
日頃から少しずつでも災害備蓄品を備えていきましょう。
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