紙からデジタル化へ、銀行の通帳までデジタル化の波が来ています

物のデジタル化、IT化が進んでいます。

書類や証明書などは紙媒体での保管よりも、デジタル化のほうが経済的で環境にもやさしい。
いずれは公的な書類の保管も紙からデジタルへ変わっていくでしょう。

本記事は広告・プロモーションが含まれています。

スポンサーリンク

紙の通帳からデジタル化へ

お金のデジタル化も本格的に始まりました。
キャッシュレス決済を政府が推奨する時代です。

そして銀行の通帳もデジタル化の波がきています。

なぜ通帳のデジタル化?

三菱UFJ銀行では紙の通帳からEco通帳(インターネット通帳)に切り替えた先着10万人にもれなく1,000円をプレゼントする「総額1億円プレゼントキャンペーン」を実施しています。

期間は2020年1月24日から3月15日の間。

1億円の費用をかけても通帳のデジタル化を勧める理由は何でしょうか。

紙の通帳には一口座あたり200円の印紙税の他、印刷代などの費用もあって銀行にとって大きな負担になっています。

大手銀行では紙の通帳に毎年手数料をかける検討も始めていると聞きます。

通帳のデジタル化の一番の要因は、銀行の経営が厳しくなっている事かもしれません。

三菱UFJ銀行のキャンペーンの10万口座で考えてみます。

紙の通帳では印紙税だけでも年間2,000万円の費用が発生します。
この2,000万円の費用が、通帳のデジタル化をするだけで削減できるそうです。

紙の通帳にはこれ以外にも諸々の経費がかかります。

銀行側からすれば年間2,000万円の経費の削減ができるのですから、1億円負担してでも通帳のデジタル化を進めるメリットがある訳です。

通帳のデジタル化への不安

紙の通帳のデジタル化に関しては否定的な意見が多いようです。
おもなところでは以下の通りです。

デジタルではセキュリティーが心配

まずセキュリティーに関しての心配が圧倒的に多いようです。
年配の方に限らず、デジタル技術に慣れている若い世代からも不安の声が多いそうです。

今からインターネットなどデジタル技術を覚えるのは大変

デジタル技術に関しては、圧倒的に年配の方から拒否反応が多いようです。
今からスマホやパソコンは覚えられないという思いが強いようです。

公的な提出書類が紙媒体指定

公的な提出書類に関しては詳しくは割愛しますが、企業の決算時に経費などの証明のために紙の通帳が必要になると聞いた事があります。
こちらは法律も関係する事ですので、国や自治体の協力も必要になってきます。

まとめ

店舗を持たないインターネット銀行も、昔は抵抗がある方が多かったと思います。
今では使っている方も増えて、完全に市民権を得ています。

今は不安が多い通帳のデジタル化も、そう遠くない将来にはデジタル通帳だけになるかも知れません。
私のような中年にもデジタル化、IT化に対応していく柔軟性が大切になってきます。

時代の流れには逆らえません。

コメント

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました