収益化を考えてブログを作っている方にとって、キーワードの選び方は重要な作業になります。
選ぶキーワードによっては検索上位を狙いやすく、ユーザーを増やしやすくなります。
手強いライバルがひしめくキーワードを選べば、なかなか検索上位に表示されず日の目を見ることのない記事も。
キーワードの選び方に関して、初心者でも簡単に取り組める方法をご紹介します。
キーワードの選び方と選んだあと
まずはキーワードを選ぶ
キーワード選びは、SEO対策にとっても非常に重要になります。
そう言われると難しく感じますが、まずは何でもいいので一つ。
記事の根幹となるキーワードを選びだします。
ブログ初心者の頃は、キーワードの難易度はあまり気しない。
自分が書きたいキーワードを選んじゃいましょう。
キーワードが決ったら、選んだキーワードに関する記事構成を考えていきます。
基本的にはひとつのキーワードで、ひとつの記事を書いていきます。
複数のキーワードについては、この記事の後半に記載しています。
キーワードの検索のボリュームと競合性を調べる
まずはキーワードの検索のボリュームと競合性を調べます。
- 実際に選んだキーワードが、どれくらい検索需要があるのか?
- そのキーワードには、どれくらいの競合サイトがあるのか?
選んだキーワードの需要と供給を、大雑把でも掴んでおきます。
使うのはGoogle広告のツールの一つ「キーワードプランナー」です。
過去の検索傾向や、関連するワードも知る事ができます。
キーワードプランナーを起動後に、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックして、選んだキーワードを入力します。
キーワード入力後「開始する」をクリック。
画面が切り替わり、入力したキーワードに関するデータが表示されます。
上方の欄にある「過去の指標」を選択。
検索のボリュームと競合性を把握しておきましょう。
検索のボリュームが多いキーワード
多くの人がキーワードの情報を求めているという事。
多くのユーザーが期待できるキーワードになります。
検索のボリュームが少ないキーワード
キーワードに関する情報を必要としている人が少ない。
ユーザー数も大きな期待はできないキーワードです。
競合性が高い
広告を出稿している企業や個人が多いため、検索上位を狙うのは難しい。
競合性が低い
広告を出稿している企業や個人が少ないので、検索上位を狙いやすい。
選んだキーワードが検索上位に表示される難易度を、大まかにでも知っておきましょう。
検索上位を狙う難易度が高いキーワード
- 検索のボリュームが多い
- 競合性が高い
検索上位を狙う難易度が低いキーワード
- 検索のボリュームが少ない
- 競合性が低い
検索上位を狙ってキーワードを選ぶのなら、検索のボリュームが多くて、競合性が低いキーワードから始めてみては如何でしょうか。
ご自分のブログに関連したキーワードで見つけてみて下さい。
まずはキーワードの選び方や、SEO対策した記事の書き方に慣れるのが先決。
キーワードで実際に検索してみる
選んだキーワードを使って、実際にGoogleなどの検索エンジンで検索してみます。
そして表示された検索上位の記事をチェックします。
検索上位で表示されているサイトは、そのキーワードについて検索エンジンからの評価が高いという事。
「キーワードを検索したユーザーの求める答えに一番近い」
という事です。
検索上位ベスト3くらいは、一通り目を通しておきましょう。
自分の記事構成に欠けていた項目があれば、必要に応じて記事内容に追加していきます。
ただしコピペは絶対にNGです。
記事は必ず自分の言葉で書きましょう。
企業やメディアなどが検索上位に表示されていると、そのキーワードでの検索上位を勝ち取るのは難易度がさらに高くなります。
その時は、キーワード変更も検討してみましょう。
使えるサジェスト(予測変換)を探す
サジェストとは、検索エンジンにキーワードを入力すると、一緒に検索される可能性の高いワードが自動で表示される機能です。
Googleで検索する時などに、検索候補がズラッと出てくるのを見たことがあると思います。
サジェストで出てくるという事は、「キーワードを検索する時に一緒に入力するユーザーが多いもうひとつのキーワード」という事。
サジェストで表示されたキーワードも含めた記事は、さらに読者の需要があるという事です。
メインのキーワード、サジェストで表示されたキーワードを使って、サイトや記事の構成を考えていきます。
- サジェストに出てきたキーワードも含めて一本の記事にする。
- サジェストのキーワードで記事を作成して、関連記事にして内部リンクを貼る。
どちらのキーワードも必ず利用します。
ロングテールキーワードとキーワードずらし
ビッグキーワード単体での検索上位は難易度が高い。
たとえば「転職」というビッグキーワード。
単体では大手転職サイトが検索上位に並んでおり、なかなかの高い壁になっています。
この「転職」を検索してサジェストで表示されたキーワードを、ロングテールキーワードとしてプラスします。
「転職 営業 高収入」
このままでもいいのですが、さらに上位を狙いやすくするためキーワードずらしを使います。
「転職 外回り 給料アップ」
どちらで検索しても、「営業職の高収入の転職情報」が表示されますが、表示されているサイトは違います。
このようにロングテールキーワードとキーワードずらしをうまく利用して、ビッグキーワードでの検索上位を狙っていきます。
私の転職の記事も、この方法でベスト10位内に表示された事があります。
2020年7月現在では50位以下になってますが・・・
キーワードずらしを使う時は、ユーザーがどんな言葉で検索するかをよく考えましょう。
転職を考えている人にとって、高収入も給料アップも同じ希望を意味しています。
ですが検索時に入力する時は、人それぞれ違ったキーワードを選びます。
この言葉選びの違いを利用するのがキーワードずらしです。
記事を作る時のキーワードの使い方
記事タイトル
記事タイトルには必ずキーワードを入れます。
そして、できるだけ前半にキーワードが来るようにします。
情報を探しているユーザーが、最初に目にするのは記事タイトルになります。
何について書かれた記事なのか、検索エンジンが認識する最重要ポイントが記事タイトルです。
記事タイトルの文字数は20から30文字くらいで。
前半にキーワードを入れて、分かりやすくインパクトある記事タイトルがベストです。
キーワードを前半に入れる理由の一つが、スマホの表示で省略された時の対策です。
前半だけでキーワードと記事内容が分かるような記事タイトルを心掛けましょう。
見出し
h1は記事タイトルになると思います。
見出し(h2~h6)にも、なるべくキーワードを入れるようにします。
見出しの文章と記事内容を一致させ、見出しの配置も考えていきます。
過剰にキーワードを詰め込んだり、意味なく羅列するとスパム判定されてしまうので注意してください。
メタディスクリプション
ユーザーに記事の内容を簡潔に伝え、検索エンジンが記事内容を認識します。
キーワードは必ず入れて、分かりやすくユーザーを惹きつける文章にします。
キーワードの羅列や記事内容とはかけ離れている、注目されるためにウソを書くのはNGです。
まとめ
キーワードとは、ユーザーの抱えている悩みや知りたい事そのもの。
検索するユーザーの求めているものは、そのキーワードに対する答え。
悩みや知りたい事の解決策です。
ユーザーがそのキーワードに何を求めているのか。
キーワードを選んだら、ユーザーの検索意図も考えながら記事の構成を考えましょう。
PS
SEO全般については、こちらの記事をどうぞ。
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